CASE STUDY

株式会社デジタリフト

2025.09.01

ウェビナー施策で半年間6,000件のリード獲得!「マーケティング体制ゼロ」から一転、社内変革の起点となったウェビナー×BPO活用術

株式会社デジタリフト
ブランドメディア事業部 コンサルタント 城所秀征様

導入の背景
自社マーケティング体制が未整備で、リソース不足によりウェビナー開催数が月1回程度に制限されていた。予算ゼロからスタートし、スピード重視での施策展開が必要だった。

導入後の効果
BPO開始半年で約6,000件のリード獲得を達成。支援開始わずか3ヶ月で受注3件を獲得し、自社集客数が倍増。月2桁の商談獲得を継続し、リードタイムの大幅縮小を実現。

株式会社デジタリフトは、SEO対策とWeb広告を軸とした総合的なWebマーケティング支援を提供しています。

同社では、新規立ち上げのSEO事業部において、自社マーケティング体制が未整備な状況からウェビナー施策をスタート。FanGrowth×ウェビナーBPOの導入後は、半年間で約6,000件のリード獲得を達成し、社内の組織体制やマーケティング文化の変革まで実現しました。

今回は株式会社デジタリフト SEO事業部の城所様に、導入の背景やご活用の成果などについてお聞きしました。

予算ゼロからスタート!自社マーケティング体制の未整備企業の挑戦

ーはじめに、城所さんの担当業務とミッション、KPIについてお伺いできますでしょうか。

デジタリフト 城所さん(以下、城所):担当業務は結構幅広くて、事業部の事業戦略と事業計画、マーケティングの戦略と施策全般を担当しています。以前はインサイドセールスも行っていましたが、現在はフィールドセールスを1人で担当し、コンサルティング業務にも携わっています。
ミッションとKPIについては、上長と一緒に見ているのは営業利益です。売上ではなく営業利益を重視して取り組んでいます。

 

山縣:モニタリング用のKPIとして、リード獲得や商談数なども細かく見ていらっしゃるのでしょうか。

 

城所:ウェビナー施策を始めようと決めた当初は、がっつりリード数にKPIを置いていました。数に振り切ったという感じです。現在は商談数を重視していて、他のメンバーにはアポイント数をKPIとして設定し、「一度お話できる方をいかに増やすか」を意識して取り組んでいます。

 

ーFanGrowth導入前のマーケティング上の課題について教えていただけますか。

城所:そもそも自社マーケティングに注力しきれていない企業だったので、マーケティング上の課題というより事業の課題という視点になります。


これまでは社内のクロスセルや役員の紹介、BDRで基本的に案件をまかなっていたのですが、なかなかそれだけでは厳しくなってきて、圧倒的に商談数が担保できなくなってしまいました。そこで「何かインバウンドをやろう」ということになり、もともと私が勝手に自社マーケティングを始めたんです。
予算がないので、予算ゼロでできることということで、ウェビナーとコンテンツSEOから始めました。去年、ご支援いただく1年前ぐらいからウェビナーを始めていたのですが、知り合いづてで共催先を探して、ハウスリストもちょこちょこ溜まって、商談も少し取れて、受注も多少取れていました。

ただ、私が全部やっていて圧倒的にリソースがないということで、さすがに無理でした。月の開催数が圧倒的に絞られてしまうので、外部パートナーへの相談を検討していました。

月1回が限界だった共催ウェビナーをスケールアップ

ーリソース面での課題が大きかったということですね。FanGrowth導入前のウェビナー実施状況について、開催頻度や共催先の見つけ方、運営体制などを教えてください。

城所:実施状況については、共催は月に1回ぐらいが限度でした。本当は4社共催がやりたかったのですが、そんな工数がなかったので、基本的に2社共催という形でした。

山縣:共催先は知り合いに声をかけて探していた感じですか。

城所:ほぼそうですね。役員に「知り合いの会社でここの会社の役員を知っていますか?」と聞いて、役員から繋いでもらってやってもらうという感じでした。

山縣:そのときに難しかったことはありますか。相性や集客数など、いろいろな変数があると思うのですが…。

城所:難しかったところは、ハウスリストがそもそもきつかったので、集客数が一番難しかったです。そのために本当は4社とか入れば薄められるじゃないですか。そこが厳しかったです。

また、アーカイブ配信もFanGrowthのように自動で回ってくるわけではないので、いちいち手動で流さないといけない。つきっきりにならないといけませんでした。アンケート回収もZoom後に送るだけなので、今より回答率はよくありませんでした。

山縣:運営体制は完全にお一人でしたか。

城所:もう一名の担当者に手伝ってもらっている部分もありましたが、メインの核の部分と登壇、登壇内容のすり合わせなどは全部私がやっていました。ナーチャリングのメールは最近彼にやってもらうようにしたのですが、以前は自分でやっていました。

山縣:導入前に一定の商談が出ていたから、「これにドライブをかけよう」という話になったのでしょうか。

城所:成果の部分はまさにそうです。私がインサイドセールスをかけていて、アポは割と取れていました。初めてそんなに経たずに、月に2桁商談を取ったりしていました。

一定のアポは取れていたのですが、「これはきつい」という状況がありました。どうしてもPDCAが回しきれないので、開催数が絞られることです。月に1個外すと、その月の施策が終わりになってしまう。そこがきつかったです。

スピード重視の施策展開でウェビナー選択の集中戦略

ーウェビナー施策を強化しようと思った背景について、もう少し詳しくお聞かせください。

城所:背景としては予算もないし、自社マーケティングに注力しきれていない社内状況があるので、自社マーケの成果を理解してもらわないと次に行けないという点で、社内での種まきが必要でした。

その時にWeb広告もSEOも他のいろんなこともやるのは全然OKなのですが、私たちはそういう文化ではないという感じなので、チャネルが広がって予算をかけた結果、PDCAを回す前に一定の成果を出さないと、投資判断としては難しい状況でした。

スピード感を求められるので、1個のチャンネルに投下していった方が事業的にも健全かなというところと、社内で説明しやすいと感じました。

なぜウェビナーを選んだのかというと、ウェビナーはもともとやっていて成功効果を見込めるのが分かったので、例えば他の部署からしても「めちゃくちゃリードを取っている」という見え方になっていました。 表向きのリードがどれくらい取れるかというところが意外と重要でした。

山縣:周りの理解を得るためには圧倒的な数字が必要ですよね。

城所:リスティングで月に3商談だけ取れましたといった内容だと、あまり響かないんです。 圧倒的に何かしら目に見える大きな数字が出ると良いなと思いました。

また、私たちはPRもそんなに強めていない会社なので、共催ウェビナーやカンファレンスで多くの人に認知してもらえるのは非常に良いところでした。 デジタリフトは広告のイメージが強いので、SEOやその他のサービスも展開していることを効率よく認知させる、目の前の数字達成をしながら認知も取りながら、かつ商談も取れる施策を選択と集中で決めました。

BPO導入で施策スピードが劇的に向上

ー導入後、施策はどんな感じで変わりましたか。

城所:施策のスピードがめちゃくちゃ速くなったのと、そこに頭を使わなくてよくなったのがかなり大きいと思います。

私の場合、比較的守備範囲が広めでやっていて、社内のステークホルダーも多いんです。あたまの使い方が、セールスとインサイドと自社マーケとコンサルティングによって全然違うんですよね。その少しでも脳のキャパシティを空けたいところがあったので、そこがなくなったことで、ちょっと雑な感じで山縣さんに依頼しても、なんとなく形にして当ててくれるのでかなり楽だなと思います。

開催数も圧倒的に増やせるようになったので、BPOの面もそうですが、ツールの面ももちろんで、開催数を圧倒的に増やせて、かつ工数が下がったので、PDCAもめちゃくちゃ早く回せるようになりました。

山縣:企画面では、今回のようなカンファレンスやシリーズ企画など、いろいろな座組みがありましたが、自社でやっていた時とどう変わりましたか。

城所:自社のテーマは割と自分たちで考えられるのですが、共催で考えるテーマは結構難しいんです。そこを考えてから、どこに登壇してもらうかを決めて、結局チューニングみたいな感じになるので、結構時間がかかります。

共催では共催先との相乗効果が期待できて、かつ私たちの色を出しながら出せる企画というのをしてくれるのは、めちゃくちゃ良いと思います。

山縣:シリーズ企画は初めてでしたよね。

城所:そうです、初めてです。個人的に良いなと思っているところは、セミナーの企画部分で情報開示をめちゃくちゃしていると思うのですが、そこを汲み取っていただけるのが結構良いです。

私たちの事業戦略を理解していただいて、「どこでやった方が良い」「こういうテーマが良い」というテーマの詳細というよりも、もうちょっと前段の部分がめちゃくちゃ助かります。同じ視座でやっていただけるのがすごく良いと思います。

リード数の増加が後押しに──インサイド採用とマーケ専任ポジションの創出へ

山縣:集客数も伸びましたよね。元々20人だったのが30〜40人という感じで。

城所:一番多かったのが3月のやつで、アーカイブも含めて自社ウェビナーで40人でした。30人を下回ることはもうないですね。広告を出せば50〜60人は持っていけます。

山縣:まだ半年も経っていませんからね。

城所:ウェビナーをがっつり始めたのは2月後半ですからね。おかげでインサイドセールスの採用も進めたかったのですが、インサイドを取ったことがないとなると、インサイド1人目で取るのは結構通しにくいじゃないですか。そこはリードが増えたことで、「今取りこぼしています」「このぐらい取れるから売上がこのぐらい取れます」という話からインサイドを取ることになって、今採用を進めています。

自社マーケのポジションもできるんですよ。ここも当初やりたかったので、7月ぐらいには作られる予定があります。

山縣:そういうポジションを作っても良いよとなったきっかけは何だったんですか。

城所:自社マーケがゴリゴリ施策ができているのもありますし、リードも取れているところと、そこからの商談もできているので、それを全社的にやろうねというところが浸透しています。

半年で6,000件のリード獲得と受注3件を達成

ー導入後の成果について、定量・定性の両面で教えてください。

城所:定量的にはリードがめちゃくちゃ増えました。半年間で約6,000ぐらいはいきそうな可能性ですね。このペースだと1年間で1万ぐらいいきそうです。

自社ウェビナーの集客数も圧倒的に高まりました。もともと20人いかないぐらい、それでも1年間頑張って20人いけるかいかないかという感じだったのですが、今は20人は下回らない。大体30人から多くて40人。キラーコンテンツの作り方みたいなやつはめちゃくちゃ集客が良くて、ホットリードも取れて商談につながりました。あれが45人ぐらいで、倍ぐらいに自社ウェビナー集客が取れるようになりました。

その結果、商談数も増えて、インサイドセールスがいないので最大化できているかと言われたら全くできていないのですが、それでも毎月2桁の商談が取れています。

受注も速攻で出ましたね。4月で3件取れたので、始まったのが2月でほぼ3月ですから、1カ月ぐらいで商談も2桁ぐらい取れていました。

定性的には、社内の理解というか、いろんなステークホルダーも増やせました。そういう取り組みが社内で認知してもらえるようになったのは結構大きいです。もともと「何やってんだろう」みたいな感じで勝手にやっていたので、お金が出るようになっているところもありますし、採用もその文脈で進められるようになったのはめちゃくちゃ大きいです。

また、ウェビナーから入ってきて商談をした企業様は、すでに結構認知をしていただいているのが分かります。自分で登壇して自分で出ていくので、自己紹介とかいらないんです。商談の中身に使える時間、アイスブレイクの頭の部分が少なくなって、商談の効率化というか、中で深く話せるんですよね。共通言語を持ちやすい。セールスの側からしても結構良いです。

山縣:リードタイムの縮小も大きいですよね。

城所:4月に3件受注できたのですが、それも1回しか商談していません。その1回の商談で「発注します」となりました。一定認知してくれていました。商談してからのリードタイムは抜群に違うなというのを、セールスとしても感じますね。

データドリブンなPDCA運用で企画精度を向上

ーウェビナーで商談や受注につながる企画を作る上で、意識されていることや工夫されている点について教えてください。

城所:企画のところでは、3C、SWOTみたいなところを最初に共有して、すごく意識していますね。あとは商談の情報、こういうのが刺さりやすかったなとか、N1の情報はすごく参考にしています。

山縣:定量・定性でチューニングをめちゃくちゃかけているイメージですね。

城所:めちゃくちゃかけていますね。商談ごとのヒアリング情報をベースに、これが刺さるのではないかというのを現場に落としていたり、やった結果の定量のところで反応が良かったものだったら、それをキーワードとして持ってきて、ちょっとチューニングしてやるみたいな。そのサイクルが本当にデイリーで進んでいます。

そのためだけにメルマガも使って、反応が良かったものと反応がそうじゃなかったものを確認しています。企画はほぼそこ以外考えていないですね。

正直外れる可能性は全然あるので、当ててみてチューニングする方が圧倒的に良いなと思います。

今後の展望:シリーズ企画の確立と出口戦略の強化

山縣:今後の展望について、こういうことをやっていきたいとか、施策としてこんな感じになればいいなとか、そこら辺をお聞かせください。

城所:今のウェビナーのところでいくと、シリーズ企画みたいなのはしっかり確立したいなと思います。やっぱり覚えてもらいやすいですし、そこからの商談の期待値も読めると、読みが作りやすくなります。

今コンテンツマーケという軸でやっていますが、これは別の事業でも新しく展開できると思います。あとはインサイドセールスを採用したタイミングで、アプローチの母数が少ないとそれはそれで社内説明が難しくなるので、そこの土台はしっかり作っておきたいところが、目下やらないといけないことです。

山縣:ブランディング的なところは第2、第3フェーズぐらいでやっていきたいなと個人的に思っています。

城所:そうですね。そこでいくと、入り口のところより、出口のところをもうちょっとチャレンジしたいかもしれません。今そこはいろいろ試していると思うのですが、まだそこで世の中にないものが何かしら作れると、よりウェビナーの効果も出やすいし、今おっしゃっていたブランディングというところに関しても良い効果があるかなと思います。

いかにどこでお客さんと接点を持っていくかというのは常々めちゃくちゃ意識をしているところなので、今のウェビナーを起点として、何か別の価値提供みたいなところができるとより良いかなというところで、何をやろうかなと今考えています。

山縣:ありがとうございます。デジタリフト様の事例は、自社マーケティング体制の未整備の企業でも、戦略的にウェビナー施策に取り組むことで、短期間で大きな成果を出せることを証明していただいたと思います。今後も引き続き、更なる成長に向けて支援してまいります。

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